日本語の連濁は、長い間国語学界の謎とされてきた
by iwaoka3
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二.移動
二.移動

1.動き
 早立ち 朝帰り 日帰り 里帰り 旅立ち 山越え 往に様 目掛ける 山越し 
 置き去り 横付け 目差す 間切る(風を斜めに受けて進む)

2.道   
 表通り 裏通り 河岸通り 切通し 道開き 小路切り 石高イシダカ 間切ギリ 

連濁をおこさない言葉 地形 
 切処・切戸キレット 瀬戸 鳴門・鳴戸 波戸・波止 藤戸 水門・水戸 船越 

3.途中(移動の途中 ~しそうになる)  
 帰り掛け 来掛け 出掛け 通り掛け 戻り掛け 行き掛け 行き摩り 

連濁をおこさない言葉  (動作や作用の中断 ) 
 死に掛け 飲み掛け 読み掛け 食い止し 燃え止し 読み止し 

4.禁止・中止 
  客止め 交通止め 道止め 車止め 川止め 足留め 行き詰り 


三、場所(面積がある)  
  水辺 池辺 海辺 浜辺 窓辺 山辺 野辺 野際 水際 川端 川底 海面
  道端 井戸端 崖縁 潮溜り 日溜り 吹き溜り 橋詰 暗がり 縄張 

連濁をおこさない言葉  方向・方面 
  裏手 山手 上手カミテ 下手シモテ 表方 沖方 枕辺 村方 奥底 谷底 

 
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by iwaoka3 | 2017-02-14 22:14
二、時(その頃・時分を表す
二、時(その頃・時分を表す)
   
明け方 今し方 夕方 夕暮れ 梅雨時 昼時 近頃 年頃 見頃 今時 日付 日取り 黄昏時 何時ナニドキ 潮時 食べ頃 男盛り 女盛り 育ち盛り 働き盛り 書入れ時 木の芽時 梅雨時 帰り際 死に際 瀬戸際 真際 別れ際 この頃(古くは清音)
 
連濁をおこさない言葉 「朝の~・夕方の~」のように、「~」に視点がある  
 朝霜 朝日 朝露 朝腹 夕霜 夕雷 朝狩 夕狩 夜狩 夕泊り 夕日 

連濁をおこさない言葉 途中 動作や作用の中断(これは動詞と名詞の呼応)
 言い掛け 入れ掛け 切掛け 食い掛け 死に掛け 仕掛け 飲み掛け 
 読み掛け 食い止し 飲み止し 燃え止し 読み止し 書き止す 

ホ、遅速
早帰り 早書き 早変り 早食い 早咲き 遅咲き 早仕舞 早便り 早引け 

ヘ、期限・期間  
月極め 日切り 時切り 区切り 日取り 期近 久し振り
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by iwaoka3 | 2017-01-17 23:02
三、産業 
三、産業 
 産業の建築・道具・工業に関する用語は全て連濁をおこす。
 
1.建築 
 石造り 合掌造り 蔵造り 校倉造 一戸建て 間取り 畳敷き 板敷き 雨戸
 網戸 納戸 木戸 格子戸 戸襖 切妻 書院床 風返し 忍び返し 武者返し
 大黒柱 通し柱 根太切り 雨樋 外構え 店構え 門構え 中仕切り  

2.道具 器具(作業に必要なもの 大工道具 ) 
 金槌 小槌 横槌 螺子錐 平鉋 烏口 鳶口 大切り 畦挽きアゼビキ 
 尻繋シリガイ 当り墨 掛子 堅子タテゴ 梯子 竹梯子 縄梯子 油引き(刷毛) 

3.工業  
鋳型 焼鏝ゴテ 電気鏝 吹子フイゴ 切箸 金鋏 千枚通し 色付け 釘付け 半田付け 蝋付け たたら吹き 南蛮吹き 錆止め  
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by iwaoka3 | 2015-12-15 19:37
商業
二、商業 
1.商取引 
イ、商売
  元手 品揃え 誓文払い 蔵浚えザラエ 棚浚え 店晒し 仲買い 日替り 
  売上高 売止め 中取り 見せ金 下取り 割高 値引き 棒引き 割引 
  福袋 前倒し 月掛け 月極め 日掛け 年掛け 日貸し 後払い 一時払い 内払い 掛払い 月末払い  先払い 延べ払い 前払い 手仕舞 買い損 
  客種 替え損 丸損 揚不足 目減り 高利貸し 日歩 踊り歩 
  裏書 日借り 肩代り 間借り 賃貸し 賃借り 質草 割高 

 ロ、取引  現実的 具体的なもの  
  押目買 大引け 高値引け 空買い 物色買い 押し目買い 空買い 小切手 
  競り買い 物色買い 建玉タテギョク じり高 引け高 大底オオゾコ 利払い 値鞘ネザヤ 逆鞘 本鞘 
  当限トウギリ 先限 下げ止まり 円高 直高 先高 秋高 手堅い 底堅い 円建て ドル建て 大引 
  手仕舞 格付け 

連濁をおこさない言葉  取引の様子を表す言葉 
  強含み 買い気配 強気 弱気 買い支え 売越し 場立バタチ(人) 
  酒手 貿手(貿易手形が連濁をおこさないのは、「手」の他の用法との区別のため) 

2.金銭 具体的な金銭や収入 
  遊び金 有り金 裏金 隠し金 贋金 前金 はした金 身金 見せ金 無駄金 手取り 銭高
  石高 表高 
連濁をおこさない言葉  代金や代わりのもの(連濁をおこす「小切手」は有価証券で、代わりのものとは区別された)
  売り代 網代 乗代 株代 退き代 飲み代 
  出切手 入切手(保管米や保管貨物の引換券) 

3.祝儀・報酬  
  入花イレバナ 総花 割花 枕金 お年玉 心付け 
  お祝い返し 香典返し 倍返し 礼返し
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by iwaoka3 | 2015-09-15 10:53
悪い事
10.悪い事 
 
イ、良くない事
  命拾い 濡れ衣ギヌ 浅知恵アサヂエ 悪擦れ 詰腹ツメバラ 梃摺るテコズル 出来心 
  足蹴アシゲ 不手際 悪し様 無様 悪尻 好い様(他人の失態) 
  作り顔 作り言 作り事 作り話 逆事 逆さま言 看板倒れ  
  (別の意味から) 藁苞ワラヅト=藁包(賄賂) 竈祓カマドバライ(売春した者)

ロ、刑罰   
  一銭切 阿房払い 国払い 敲き放し=敲き払い 石子詰 逆磔サカバリツケ  

ハ、下品なこと  
  際疾いキワドイ 下掛るシモガカル 下ゲびる 下種張るゲスバル 

ニ、罵り語  
  生掏摸イキズリ 生畜生 生き面ヅラ 小面 駄面 掴み面  
  生面ナマヅラ 馬鹿面 好い様 生れ損ゾコない くたばり損ない 死に損ない 

ホ、遊里に関する言葉
  色里 色床 色遣い 色柄 色所 色茶屋 色話 色文 神がる お山狂い 
  悪性話 揚げ詰め 悪所通いガヨイ 悪所狂い 里狂い 門立ちカドダチ
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by iwaoka3 | 2015-07-17 22:05
7.気分・感覚・気持ち
7.気分・感覚・気持ち

連濁をおこす言葉は名詞+名詞・動詞・形容詞
 心構え 心細い 気掛り 気忙しい 気軽 浮足立つ 先走る 苦み走る 
 怖気付く 苛立つ 殺気立つ 腹立つ 気晴し 憂さ晴し 気障り 目障り 
 見苦しい 気取る 感付く=気付 色好み 口走る 手触り 歯応え 心細い
 息苦しい 見苦しい 心苦しい 寝苦しい 胸苦しい 着心地 涙ぐむ
 
連濁をおこさない言葉(形容詞と形容詞が重なると連濁をおこさない)  
暑苦しい 重苦しい 堅苦しい 狭苦しい
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by iwaoka3 | 2015-05-20 16:39
具体的な意味の言葉と一般的(抽象的)な言葉や別の意味を持つ言葉 
具体的な意味の言葉と一般的(抽象的)な言葉や別の意味を持つ言葉 

 具体的な意味を持つ言葉は連濁をおこし、一般的(抽象的)な言葉や別の意味を持つ言葉は連濁をおこさない。
  
 「男嫌い 食わず嫌い 毛嫌い 人間嫌い 負けず嫌い」と具体的に嫌いなものは「ギライ」となる。これは嫌いなもののいろいろを表している。
 「好き嫌い(包異語) 大嫌い」のように、具体的に嫌いなものを指す言葉ではないものは「キライ」となる。
   
 「梅干し 陰干し 切り干し 甲羅干し 桜干し 白素干し 土用干し 煮干し 丸干し 虫干し」等は具体的な干す物や干し方を表す。       
 「物干し」は洗濯物に限らず、一般的な何かを干すためにあるので「ホシ」と連濁をおこさない。
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by iwaoka3 | 2014-09-15 19:48
連濁まとめ 名詞と動詞
 連濁は前項が名詞の場合におこり、前項が動詞の場合にはおこらない。
連濁(複合語)における動詞とは「遊ぶ 働く 着る 蹴る」のように、終止形の形をいう。「書き残す」のように、複合語の動詞+動詞の場合のみ前項の連用形は動詞である。「書き残します」のように、他の言葉と結び合わせた場合は別である。「書き置きます」か「書き置きです」で品詞が異なる。

 名詞とは、いわゆる名詞と連用形名詞と形容詞・形容動詞の語幹を指す。
我々は無意識の内にきちんと名詞と動詞の区別をしている。
「この電車は東京行きです」と「この電車は東京に行きます」はどう違うのだろうか。どちらも形は動詞連用形であるが、前者の働きは名詞である。動詞がもっている動作や作用を時間的に持続し、また時間的に変化して行くものとしてとらえて表現する語ではない。後者はこれにあたる。
このように動詞連用形の多くは、名詞としての働きも持っていて事柄を表す。これを連用形名詞と名付けた。
名詞と動詞の違いが連濁においては重要な条件である。
従来、動詞連用形は用言に連なる時の形で、連体形は体言に連なる時の形とされてきた。しかし、「焼き芋 遊び心 忘れ物」のように、体言に連なるときも連用形である。連用形は他の言葉に結び合わせる大切な形である。

 文語文法では、終止形と連体形の区別があった。しかし、口語文法ではその区別がなくなった。「行く年 来る年 飛ぶ鳥」のような、連体形接続といわれた言葉がある。用例は多くないが、何故連用形で連ならないのか。これは日本語のテンスと関係がある。日本語には未来形がない。また、現在形と過去形は時を表すだけでなく、完了か未完了かを表す。
「会費は来週京都に行った時に、集めます」「これは日本にくる前に、ニューヨークで買いました」のように、使われる。未来のことでも、「京都に行った時」という。これは動作の完了を意味する。過去のことでも「日本にくる前」というのは、その動作が完了していないことを表す。

 動詞や形容詞の終止形には、未完了や未確認という意味があり、連用形とは区別されているのである。従来連体形接続といわれた「行く年 来る年 飛ぶ鳥」等の言葉は、意味上終止形と同じである。現代語では連体形は必要がないといえる。
 
 多くの言葉は連用形で用言にも体言にも連なって、連濁もおこす。この連用形は後項の言葉の説明である。動詞の終止形の形で名詞に連なる言葉は、全て連濁をおこさない。そして、その動作が未完了や未確認を表す。 
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by iwaoka3 | 2013-12-15 20:39
連濁のまとめ
連濁のまとめ
   
Ⅰ. 連濁の条件と意味 
 
 これまで、日本語の連濁に関する事柄をいろいろみてきた。
和語と漢語・動詞と名詞・特殊な言葉等は、連濁をおこすかおこさないかの主な条件である。
一つの言葉で連濁をおこす場合とおこさない場合があるのは、その意味の違いにある。日本語には同音異義語も多い。話し言葉の中で、その意味を正確に伝えるために連濁をおこしたのである。
ここでは、連濁の条件と意味についてまとめておきたい。

一、連濁をおこす言葉とおこさない言葉の条件 
            
連濁をおこす言葉                連濁をおこさない言葉 
                    
和語                        漢語・外来語(原則)

前項が名詞                    前項が動詞 

畳語(和語)                    擬音語・擬態語

                           包同語 包異語(特殊な言葉の項)

前項が「い」「う」「ん」の音で終る時      後項の語の第二音節以下に濁音がある時

数字+助数詞の後ろにくる名詞       和数字の直後にくる助数詞や名詞
漢数字の「3・千・万」のように、        助詞「が」「の」「つ」「っ」の後ろの語
「ん」の後ろにくる助数詞           接頭語の後ろの語 
助数詞とは「一(数字)階(助数詞)
二歳 三本」

 畳語に関しては2009年3月の項参照
 包同語・包異語に関しては2009年6月の項参照


 我々が使っている日本語は、和語と漢語が混じり合った言葉である。何気なく使っている多くの漢語の中には、どこかに外来語という意識がある。 
連濁は日本語におこり、漢語にはおこらない。
連濁をおこす漢語がある。それは「稽古 会社 達者」のように、中国では使われていない和製漢語が多い。また中国からきた漢語「化粧 知恵 豆腐」のように日常よく使われ、和語には置き換えられない言葉は連濁をおこす。それは外国の言葉ではなく、日本語と認識された言葉である。
漢語のみならず、「煙管キセル・合羽カッパ・歌留多カルタ」等の外来語も、日本語に取り入れられて、漢字で書き連濁もおこす。これらの言葉は外国からきた言葉ではあるが、日本語となった言葉である。
現在でもコーヒ・ビール・マンション・パソコン等多くの外国語が、日本語と認識されつつある。そして、これらの言葉の母国では通じない発音や単語となっている。またその言葉の意味も日本独自の意味になったものも多い。


  
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by iwaoka3 | 2013-11-15 15:00
偽装表示
偽装表示

 最近あちこちの有名ホテルのレストランや店の偽装表示が問題となり、次々にお詫び会見が開かれた。
皆がうんざりして、後の方で発表したのはどうでもよくなった感がある。

 新米の季節には新米が出回った。そのうちの多くは何パーセントか新米が入っていれば平成25年産となっていたのではないか?親戚の農家から直接送っていただいたという新米はとてもおいしかった。しかし、スーパーマーケットで売られているのは然程ではない。ましてや魚沼産となっていてもおいしいとは限らない。
魚沼産として販売されている米の量は魚沼の生産量の何倍にもなるとか。

 ボージョレヌーボも一時は大騒ぎをした。最近はすこし下火になったようである。
何もフランスから運ばれて大騒ぎしなくても、日本のワインのおいしさが認められてきた。
日本の生産者は売り込み方が上手ではなかった。フランスのワインの上手な売り込みに踊らされて高い値段のワインを喜んでお祭り騒ぎをしていた。本当にワインの味の分かる人は、新酒だからといってそんなに喜ばない。

表示やお祭り騒ぎに惑わされない感覚を持ちたいものである。」
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by iwaoka3 | 2013-11-14 12:47