日本語の連濁は、長い間国語学界の謎とされてきた
by iwaoka3
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連濁まとめ 名詞と動詞
 連濁は前項が名詞の場合におこり、前項が動詞の場合にはおこらない。
連濁(複合語)における動詞とは「遊ぶ 働く 着る 蹴る」のように、終止形の形をいう。「書き残す」のように、複合語の動詞+動詞の場合のみ前項の連用形は動詞である。「書き残します」のように、他の言葉と結び合わせた場合は別である。「書き置きます」か「書き置きです」で品詞が異なる。

 名詞とは、いわゆる名詞と連用形名詞と形容詞・形容動詞の語幹を指す。
我々は無意識の内にきちんと名詞と動詞の区別をしている。
「この電車は東京行きです」と「この電車は東京に行きます」はどう違うのだろうか。どちらも形は動詞連用形であるが、前者の働きは名詞である。動詞がもっている動作や作用を時間的に持続し、また時間的に変化して行くものとしてとらえて表現する語ではない。後者はこれにあたる。
このように動詞連用形の多くは、名詞としての働きも持っていて事柄を表す。これを連用形名詞と名付けた。
名詞と動詞の違いが連濁においては重要な条件である。
従来、動詞連用形は用言に連なる時の形で、連体形は体言に連なる時の形とされてきた。しかし、「焼き芋 遊び心 忘れ物」のように、体言に連なるときも連用形である。連用形は他の言葉に結び合わせる大切な形である。

 文語文法では、終止形と連体形の区別があった。しかし、口語文法ではその区別がなくなった。「行く年 来る年 飛ぶ鳥」のような、連体形接続といわれた言葉がある。用例は多くないが、何故連用形で連ならないのか。これは日本語のテンスと関係がある。日本語には未来形がない。また、現在形と過去形は時を表すだけでなく、完了か未完了かを表す。
「会費は来週京都に行った時に、集めます」「これは日本にくる前に、ニューヨークで買いました」のように、使われる。未来のことでも、「京都に行った時」という。これは動作の完了を意味する。過去のことでも「日本にくる前」というのは、その動作が完了していないことを表す。

 動詞や形容詞の終止形には、未完了や未確認という意味があり、連用形とは区別されているのである。従来連体形接続といわれた「行く年 来る年 飛ぶ鳥」等の言葉は、意味上終止形と同じである。現代語では連体形は必要がないといえる。
 
 多くの言葉は連用形で用言にも体言にも連なって、連濁もおこす。この連用形は後項の言葉の説明である。動詞の終止形の形で名詞に連なる言葉は、全て連濁をおこさない。そして、その動作が未完了や未確認を表す。 
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by iwaoka3 | 2013-12-15 20:39