日本でもリサイクルはかなり行われている。
一つ遅れていることは植物や食品である。
スイスのある町では、台所の生ごみは土に返る特殊なビニール袋に入れてコンポストボックスに入れる。木の枝や葉・幹・その他園芸の植物全般をコンポストボックスに入れて、週一回回収する。
小さな台所用
大きな外用
住民は回収の前日は庭や玄関の掃除をしてボックスに入れる。そこから出来たコンポストは農業に用いる。
庭や街路に大きな木が多い。幹回り2m位ある木も多い。西洋楓の葉は秋には山の様に積もる。その時用に特別大きな袋も配られる。手間がかかっても住民は緑を大切に維持管理している。コンポストからは有機栽培の元気で安全な野菜や果物が出回る。手間はかかるが環境にはとてもよい制度である。
日本の都会ではごみ回収は有料となり、神社の杜は木の葉も有料で焼却される。
各家庭の木も手入れの手間と木の葉のごみ有料化で切ってしまう。
ごみ減量化のためには生ごみや植物をコンポストにすることが大切ではないか。
都内では鉢植えの植物の土は不燃ごみとして回収してくれない区もある。
鉢植えの植物も楽しめない都会の生活はどうなるのだろう。